在宅ワークの夫にイライラ…余裕がない日の夫婦関係と4つの工夫

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夫との距離を取る前に考えたい、お互いのキャパと助け合うための小さな工夫

「夫が家にいると、なんだかイライラする」

育児をしながら、在宅ワーク中の夫と過ごすなかで、私が感じていたことです。最初は、一緒にいる時間が長いことが原因だと思っていました。

でも、距離を取ろうとして気づいたのは、夫婦の過ごし方だけではなく、お互いにどれだけ余裕があるかも関係しているのかもしれない、ということでした。

育休中、夫の在宅ワークが地味にストレスに

在宅ワークは、共働き世帯にとって、家庭の状況に合わせやすい働き方の一つだと思います。もちろん、仕事の現場に行かなければ働けない職種もありますよね。

わが家では、1人目と2人目の育休中、夫は出社していることが多く、私はほぼワンオペ。あの頃は、あの頃で大変でした。

ところが、3人目の育休中は、夫が週の半分以上、在宅ワークに。家にいてくれる安心感がある一方で、私には新しい負担もありました。

「子どものことだけでも手いっぱいなのに、夫の分のお昼ご飯も作らなきゃ…」

夫がリビングに来て、子どもの顔を見るついでに「何してるの?」と聞いてくることさえ、地味にストレスになっていたのです。

一つひとつは小さなこと。でも、余裕がないときには、その小さなことが積み重なっていました。

「夫と距離を取れば解決する」と思っていた

支援センターに行ったり、ママ友と子連れでランチをしたりして、気分転換もしていました。ただ、子どもの体調や天候によっては、出かけることも難しいものです。

そんな日々のなかで、夫婦喧嘩が増え、お互いのイライラが爆発することもありました。

そこで考えたのが、夫と距離を取ること。

  • シェアオフィスを借りて仕事をする
  • 仕事中は、基本的に自室で過ごしてもらう
  • お昼ご飯も別々にする

一緒にいる時間を減らせば、このイライラも解決する。そう思っていました。

一緒に過ごす時間が、気分転換になっていたことも

でも、よく考えてみると、夫は仕事に余裕がある日には、「車出そうか?」「ご飯、やろうか?」と、自然に動いてくれていました。

私も、1人なら適当に済ませていたお昼ご飯を、夫と一緒に食べることで、他愛のない話をしていました。その時間が、気分転換になっていたことにも気づいたのです。

夫が家にいることには、負担に感じる面も、助かる面もある。では、私たちは何に困っていたのでしょうか。

一緒にいる時間の長さだけではなく、お互いのキャパがなくなったときの関わり方が、問題だったのかもしれません。

余裕がなくなると、夫婦の言葉も変わってしまう

余裕があるときは、「それ、やろうか?」「ありがとう!」と、自然に言い合えます。

でも、余裕がなくなると、「なんで私ばっかり」「俺だって忙しい」「それくらいやってよ」という言葉になってしまう。

わが家では、お互いに大変なときほど、相手の大変さまで考える余裕がなくなっていました。

家事や育児の分担を決めることは大切です。ただ、決めた分担をこなすことが難しい日もあります。だからこそ、「今、どっちの余裕がなくなっている?」を伝え合う仕組みも必要だったのかもしれません。

余裕がない日のために、夫婦で決めておきたい4つの工夫

1.キャパが30%以下になったら、言葉にする

「今日は余裕が30%くらい」「今、かなりいっぱいいっぱい」。そんなふうに、しんどさを言葉にして伝える。

30%という数字は、私たちが使う目安です。正確に測るためではなく、「いつもどおりには動けない」と伝えやすくするためのもの。察してもらうのを待つだけでは、伝わらないこともありますよね。

2.余裕がある側が、一つ引き取る

相手の余裕が少ない日は、家事や育児を一つ引き取る。食器を洗う、子どもの着替えをする、ご飯を用意するなど、その日にできることを具体的に決めます。

「何かあったら言って」よりも、「今日はこれをやるね」のほうが、助けを受け取りやすいこともあると思います。どちらか一方だけが引き受け続けているなら、普段の分担そのものも見直したいところです。

3.二人とも余裕がない日は、家事の基準を下げる

二人ともいっぱいいっぱいの日には、「どちらがやるか」だけでなく、「今日はどこまでやるか」を考える。

ご飯は簡単に済ませる。洗濯物を畳むのは後にする。掃除は最低限にする。その日を無理なく乗り切るために、家事を減らす選択もあっていいですよね。

4.話し合いは、落ち着いてから。難しいときは紙に書く

イライラしている最中は、伝えたいことよりも、相手を責める言葉が先に出てしまうことがあります。その場ですべて解決しようとせず、落ち着いてから話す。

子どもからは、こんなアドバイスももらいました。

「言葉だと伝えられないときは、紙に書いて渡したらいいんじゃない?」

確かに、書くことで自分の気持ちを整理できることもありそうです。「お昼の準備が負担になっている」「今日は食器洗いをお願いしたい」など、困っていることとお願いを短く書く。直接話すことが難しい日は、そんな伝え方も試してみたいと思います。

夫婦関係と「余裕のなさ」を、切り分けて考えてみる

夫との距離を調整することや、家事・育児の負担を見直すことが必要な場合もあります。そのうえで、今回私が気づいたのは、問題だと思っていたことの背景に、別の困りごとが隠れている場合もあるということでした。

夫婦関係がうまくいかないから、イライラしているのか。それとも、余裕がなくなっていることで、夫婦関係にまで影響が出ているのか。

一度切り分けて考えてみると、解決の糸口が見つかることがあります。

わが家も、まだ試行錯誤の途中です。「今日は余裕がない」「じゃあ、これは私がやるね」。そんなやり取りを少しずつ増やして、お互いにしんどい日を乗り切れる夫婦でいたいと思います。

イライラしたときの気持ちと伝え方については、「夫のイライラと八つ当たり|仕事のストレスで夫婦喧嘩になった日」でも綴っています。

仕事や育児で余裕がなく、何から見直せばいいのかわからない。そんなときは、一人で抱え込まずにご相談ください。今の気持ちや夫婦のやり取りを、一緒に整理するお手伝いをします。

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