「え?俺がやるの?」
家事や育児をお願いしただけなのに、夫からこんなふうに言われてイラッとしたことはありませんか?
わが家でも、あるあるです。
3人の子どもがいるわが家では、夫婦で何かしら分担しないと回りません。
ただ、いつの間にか自然と「お兄ちゃんのことはパパ、お姉ちゃんのことは私」のような分担になっています。
そんな中、私が手を離せないときに娘のことを夫にお願いすると、
「え?俺が(娘のこと)やんの??」
と言われることがあります。
その瞬間、もちろんムカッとします(笑)。
家事・育児を頼んだだけなのに「え?俺がやるの?」にイライラ
そんなとき私は、
「そう。あなたにお願いしています。私は今、手が離せないので」
と返します。
ここで自分の感情をそのまま乗せて、
「当たり前でしょ!!手が離せないの、見てわかんないの!?あんたがやるしかないでしょ!!」
と言ってしまえば、わが家では喧嘩のゴングが鳴ります。
夫もきっと、
「は?何その言い方?見てないし、言われなきゃ手が離せないとか知らねーし。もうやんねー」
と返してくるでしょう。
そして私は、さらにムカつく(笑)。
なので、そこはグッとこらえて伝えます。
夫の「え?俺がやるの?」の裏側では何が起きている?
少し冷静になって考えてみると、夫は夫の中で、
「お兄ちゃんのことは自分、お姉ちゃんのことは妻」
と、無意識に役割分担を決めていたのかもしれません。
だから予想外の依頼がきて、単純に「え?俺がやるの?」と驚いただけなのかも。
もしくは、こちらの状況がまったく見えておらず、
「ママはできないの?」
という状況確認の意味だったのかもしれません。
でも、手が離せず、いくつもの家事や子どものこと、この後の段取りまで頭の中で考えている私にとっては、
「え?俺がやるの?」
の一言が、
「私がこんなにやってるの、わからないの?」
「お願いしたのに、なんでそんな言い方するの?」
「なんで私ばっかり考えてるの?」
と聞こえてしまう。
そして腹が立つ。
でも、その「怒り」のもう少し奥には、
一人で戦っているような寂しさや、わかってもらえない悲しさ
があるのかもしれません。
夫が気づかないことだけがイライラの原因ではない
よく、
「男性は察するのが苦手なんだから、言わなきゃわからないよ」
なんて言われることがあります。
実際、私も実母から言われたことがあります。
もちろん、人によって得意・不得意はありますし、「言葉にしないと伝わらない」というのもわかります。
頭ではわかっている。
それなのに、どうしても腹が立つ。
なぜなのでしょうか。
もしかすると、その一言だけが原因ではなく、夫婦の間に積み重なった「感情のわだかまり」が関係しているのかもしれません。
些細な一言で夫婦喧嘩になるのは「感情のわだかまり」があるから?
夫から、
「なんでそんなことで怒ってんの?」
「意味わかんないんだけど」
と言われることがあります。
確かに、きっかけだけを見れば些細なことなのかもしれません。
でも、
「また私ばっかり」
「また気づいてもらえなかった」
「またそんな言い方された」
そんな小さな傷つきが、毎日少しずつ積み重なっていく。
そして、あるとき――
カチイイイイイイイイイイン!!!!!!(怒)
ボクシングのゴングのように鐘が鳴る。
「もう無理!!!」
と、それまで溜めていたものまで一気に出てきて、大喧嘩になってしまうことがあります。
夫からすれば、
「え?そんなことで、なんでそこまで怒るの?」
かもしれません。
でも、こちらにとっては「その一言だけ」の話ではないんですよね。
今までの小さな傷つきが積み重なって、最後の一押しになっただけなのかもしれません。
「もういい」「言っても無駄」になる前に
そして、私は喧嘩になることよりも、その先のほうが怖いと思っています。
小さな傷つきをずっと我慢して、言いたいことを飲み込み続けること。
飲み込んだ言葉や傷ついた気持ちは、なかったことになるわけではありません。
最初は、
「わかってほしい!」
「なんで気づいてくれないの!」
と怒っていたのに、何度伝えてもわかってもらえないと感じると、やがて喧嘩することすら疲れてしまう。
「もういいや」
「言っても無駄」
そう思うようになって、相手に期待することをやめてしまう。
傷ついた心を守るために少しずつ心を閉じていき、気づいたときには夫婦の心の距離が大きく離れてしまっていることもあります。
だからこそ、まだ「わかってほしい」と思えているうちに、自分が何に傷ついているのかに気づくことも大切なのだと思います。
夫にイライラしたときは、怒りの奥にある気持ちを見てみる
もし私のように、夫の無神経に思える一言に腹が立ったり、傷ついたりしたら。
すぐに、
「こんなことで怒る私がおかしいのかな」
と片づけずに、一度、自分の気持ちに目を向けてみてください。
「あ、私、疲れていて余裕がなかったんだ」
「私ばっかりやっている感じがして、しんどかったんだ」
「夫が私のしていることを何も見ていないように感じて、悲しかったんだ」
もしかすると「怒り」の奥には、別の気持ちが隠れているかもしれません。
まとめ|本当に伝えたいのは「私の大変さにも気づいてほしい」
「え?俺がやるの?」
たった一言に、ものすごく腹が立つ。
そんなとき、問題はその一言だけではないのかもしれません。
これまで積み重なった小さな傷つきや、
「私ばっかり頑張っている」
「私のことを見てもらえていない」
そんな寂しさや悲しさが、怒りになって出てきていることもあります。
本当に伝えたいのは、
「私の大変さにも、少し気づいてほしい」
なのかもしれません。
夫婦の会話では、表面に出ている「怒り」だけではなく、その奥にある気持ちに気づくことで、相手への伝え方が少し変わることがあります。
もし、
「話そうとするといつも喧嘩になってしまう」
「本当はわかってほしいのに、うまく伝えられない」
「もう夫婦だけでは同じことの繰り返しになっている」
そんなふうに感じている方は、一人で抱え込まず、第三者と一緒に気持ちを整理してみるのもひとつの方法です。
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まずは今感じていることを、お話しするところからでも大丈夫です。